子どもが小さい頃に、将来の夢を聞いた時、
「ウルトラマン!!」とか「ライダー!」
なんて答えてきた時代を懐かしんでいる
みちです。御機嫌よう
この記事では、コンプリメントの言葉がけは、
初期、中期、後期、熟成期によって少しづつ
変えて行ったよっていうお話です。
・コンプリメントトレーニングに興味がある方
・いつまでも初期のコンプリメントを続けている方
それでは、どうぞ^^
コンプリメントの言葉がけをしていると、
「同じようなことを毎日コンプリメントしていた!!」
とか・・・
「なかなか初期のコンプリメントから進展しにくい」
なんてことはないですか?
コンプリメントトレーニングには、
計画表があって、
その計画表に沿って、
コンプリメントの内容も進化させていきます。
では、どうゆう風に変わるのか、
ご紹介しますね^^
初期のコンプリメント
コンプリメントトレーニングを始めた当初は、
子供の「したこと」や「できたこと」
などの実際に目の前で起きたことを
コンプリメントして行きました。
最初は、とても時間がかかりましたが、
目に見えてる事なので、割とコンプリメントしやすく、
少しの変化でも見落としてしまわないように、
ノートの空欄ゼロも目指しました。
コンプリメントの初期で意識していたことは、
親の考えや思いを、コンプリメントに付け加えないことと
余計なことは言わないことです。
性格上、ついつい余計なこと
言いたくなっちゃうんですよね(^_^;)
喧嘩してイライラしてる時なんて、
特に・・・
そんな時は、コンプリメント以外の言葉を
使わないようにしていました。
変なことを言ってしまうくらいなら
口をつぐもうと思ったんです。
中期、後期のコンプリメント
子供の心が開いてきたら、
質の高いコンプリメントをするように
進められています。
でも質の高いコンプリメントって
どんなものなのでしょうか??
それは、
- 子供の持っている力や能力、
- 心の良さ、
- いつもと異なった良さ
など、
目には見えない内面の部分にも、
子供の良さを見つけて
具体的に伝えていきます。
私は、質の高いコンプリメントがいまいちよくわからなくて、
初期のコンプリメントから、
なかなか抜け出せずにいました。
ノートを書いては、
どうもしっくりこないなって思ったり、
考えれば考えるほど、コンプリメントの言葉が
出なくなってしまったり・・・
そんな煮詰まった状態の時に知ったのが、
「コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する」
で書かれていた、粘土でつくる人体像のイメージです。
粘土=コンプリメントとして考えます。
人の形をした骨組みに
粘土をつけていくとします。
でも一箇所だけに粘土をたくさんつけていたら、
そこだけが大きくなってしまい、
歪な形になってしまいますよね。
コンプリメントも
同じ内容を伝えるのではなく。
しっかりと子どもを観察して、
満遍なくコンプリメントの粘土をつけて行くことが
大切になります。
先生から返却されたコンプリメントノートには、
さらに具体的な粘土像のイメージの仕方が書かれてたプリントが
入っていたので、そちらも参考にさせてもらいました。
難しい言葉を使わず、子供が理解できるように
情景がイメージできるように
子どもにとって、言われたら嬉しいことを
コンプリメントとして伝えるように意識しました。
後期に入ると、
子供の将来のことや、
未来への種まきをしします。
子どもを観察していると、
たくさんのいい部分や
「おっ!これはこの子に向いているんじゃない?」
と思えたことを、たくさん伝えて、
子どもも気づいていなかったよさを
どんどん伝えていきました。
そして
子どもが将来の話をした時は、
一切否定をしないことを心に決めていました。
そのせいか・・・
子どもの将来の夢は
なかなか壮大なものになり、
やりたい事が沢山でてきました。
自分にはやりたいことなんてない。
必要のない存在。
将来なんて知らない。
と言っていた子が、目標を決めて
前へ向く姿を見られたのも
この種まきがあってこそだと思っています。
まとめ
コンプリメントレーニングには、
初期、中期、後期で、
コンプリメントの質を変えて行ったという
お話でした。
初期は、実際に目の前で起きた、
したこと、出来たことを観察してコンプリメント。
中期は、目に見えない心の良さや、
良い変化をコンプリメントし、
後期は、中期に未来の種まきをプラスさせ、
子ども自身に自分の良さや
素晴らしい力を気づかせて行きます。
なかなか難しいけれど、
徐々にコンプリメントの質を高めて行きます。
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