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高校受験に大切な5つのポイントとは

受験のポイント 不登校中学生の高校受験

内申点が悪いと、行きたい学校へ入れないよ・・・って言葉。
よく耳にします。

そのせいか、不登校=高校受験は難しい
と思うかもしれません。

しかも

今子どもたちが向き合っている受験と、私たち親世代の頃と比べてみると、
変化している部分もあって、いまいちその仕組みがわからなかったりしませんか?

この記事では、高校受験を考えた時に
押さえておきたいポイントをご紹介します。

管理人 みち
管理人 みち
この記事はこのような方におすすめ

・子どもの不登校で悩んでいる。
・今は不登校だけれど、高校受験を考えている。
・高校受験に必要なポイントを押さえておきたい

それではどうぞ

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PICK UP”
★不登校中学生の高校受験★

内申書(調査書)

高校受験を考えた時、
よく耳にする内申点という言葉。

どんなふうに点数がつけられて、
内申書にはどんなことが書かれていくのか、
私は、子どもの受験にぶち当たるまでは、
あまり理解していませんでした。

内申点が記載される学年は、
住んでいる地域によって異なるので、
担任の先生に確認していただきたいのですが、

例えば
東京都は、中学3年生
千葉県・埼玉県は、中学1年生から3年生

そして
私達親子の住む地域(神奈川県)では、
中学2年生から3年生12月末までの成績が高校を受験する際に
影響します。

この時期に不登校で、定期テストを受けられなかったり、
授業に出られないと、内申点にかなりひびきます。

と言うことは

内申点比率の高い高校を受けると不利になるし、
高校選びも苦戦するということ・・・

ところで・・・
内申書(調査書)には、どのような事が書かれるのでしょうか??
誠に勝手ながら、神奈川県の場合でご紹介します。

各教科の学習の記録

国語、社会、数学、理科、音楽、美術
保健体育、技術・家庭、外国語(英語)

上記9教科の

  • 関心・意欲・態度
  • 思考・判断・表現
  • 技能
  • 知識・理解

などの
観点別学習状況の評価というものが、ABCの3段階で記入され、
学年を通した各教科の総合的な評価が、1〜5の5段階で記入されます。

ちなみに

観点別学習状況(かんてんべつがくしゅうじょうきょう)とは、学校で、児童・生徒(学習者)の各教科ないし科目における学習の状況を分析したものである。分析にあたっては、学習指導要領に示された目標に照らして、各教科の学習内容をいくつかの観点に分け、それぞれの観点ごとに学習の状況を分析する。
引用元;Wikipedia

総合的な学習の時間の記録

中学2年生、3年生での学習活動の内容や、
活動状況及び所見の項目があって、

お子さんが、
どのような活動や取り組みをしてきたかなどが
具体的に書かれます。

総合所見と諸活動の記録

特別活動の記録

中学校3年間の

  • 学級活動
  • 生徒会活動
  • 学校行事
  • 部活動

の活動の内容や、所属、役職など
などが記入されます。

行動の記録及び所見

中学校3年間の中学校生活の行動などが
書かれる項目があります。

成績や受賞履歴など、具体的な事実を基本として、
先生からの子どもへの評価なども
短い文章によって、この欄に書かれます。

内申点はどうすれば上げられるの?

テストの成績

定期テストでいい成績を納めるのはもちろん大切。

息子の通っていた中学校は2期制で、
年間4回の定期テストが行われていました。

教科によっては、定期・不定期で小テストもあり、
定期テストの二週間くらい前になると、
各教科の試験範囲と課題提出が書かれたプリントが
配られていました。

不登校だと、このプリントも学校へ受け取りに行かないとならず、
タイミングが悪くて担任の先生に会えないと、テスト一週間前に渡される
なんてこともあり、課題提出だけで手一杯になることもあったので、

教科書をベースにして学校タイムを進めていき、
学校のワークなども取り入れていくようにしていました。

とは言っても・・・

教室でテストが受けられずに、別室でテストを受ける場合は、
減点になるとも言われていたので、(学校によるかもしれませんが・・・)
なかなか前向きな気持ちになれずにいました。

課題の提出

ノート、問題集、レポート、テストの直し、授業記録など、
教科によって提出するものに違いがありましたが、
課題を提出すると評価がつけられ戻ってきました。

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どの教科にも提出期限があり、
その提出期限を守ること、そして内容を整えて提出することが
大切になると言われていました。

授業態度・学習態度

授業を受けたり、学習に取り組んでいく際の

  • 積極的に授業を受ける姿
  • 一生懸命に取り組む姿
  • 努力する姿

なども見られます。

塾に通っていた頃、塾主催の進路ガイダンスを受けたことがあります。
内申点を上げるために、授業中ガンガン手をあげて積極的に授業に参加しましょう
と言われ、そのタイプじゃない息子には、ハードルが高いなあと
途方に暮れそうになったことがあるのですが、

そのハードルが高いようであれば、
小テストや提出物をしっかり丁寧に
そして確実にこなしたり、

生活ノートなどを利用して、
先生とコミュニケーションを取るのもいい
と言われていました。

内申点はテストの結果だけではなく、
小テスト、提出物が期限内に出されたか、
授業での態度や意欲なども大切になっています。

欠席日数

神奈川県の公立高校を受験する際に提出する内申書(調査書)には、
欠席日数、欠席理由、遅刻、早退の記録という項目がありません。

でも
年間30日以上休むと特記事項として記入され、
審議対象になるようです。

ある私立高校では、欠席日数は、3年間で●日以内と
なかなか厳しい上限が決まっているところもあって、
受けても受からない、受験できない学校も出てきます。

保健室登校などの別室登校、フリースクール
適応指導教室などに通うと、
出席扱いにしてくれるケースもありますが…

学力

不登校の場合、授業に出ていなかったり、
塾へ通えないことも多く、
学力が受験レベルに追いつかない場合があります。

学力重視でない学校、
内申点が悪くても入れる学校はありますが、

学校の選択肢を増やすためにも

また

学校へ戻れた時や入学した後で、勉強に躓き
不登校に逆戻り・・・なんてことを避けるためにも、
学校タイムで、教科書に沿った勉強をしたり、

インターネットなどを使って、オンライン授業で勉強をするなど、
学力及び偏差値を上げておくのは、おすすめです。

高校入試に関する情報を集める

中学校では、1年生の頃から進路学習が行われ
高校がどうして必要なのか、どんな学校を選ぶかなどを学ぶ
時間がありました。

でも

教室へ行けなければ、その学習はできず
学校や塾へ行っていないと、全くと言っていいほどに
高校受験の情報は入りにくくなります。

息子の通う中学校では、3学年の5月と10月に
保護者向けの進路説明会が開かれていたので、
高校受験の情報は入ったのですが、

わかってはいたものの
不登校で、内申点も欠席日数も足らない
中学生のための情報ではありませんでした。

適応指導教室やフリースクールなどへ通えれば、
そこから受験に関する情報を得ることができるのですが、
そういったところに通わない場合は、
自分たちでも情報を集める必要が出てきます。

モチベーションを上げる工夫

不登校の上に高校受験・・・
正直なところ、親子で心が折れそうになりました。

でも

中学2年生の頃から、
興味のある高校のオープンキャンパスや文化祭、
体育祭や学校見学に行き、

モチベーションがこれ以上下がらないように
コンプリメントの言葉や未来への種まき
を続けていました。

中学3年生の前期には、行きたい高校が決まり、
個別相談会などにも出席するようにしていたので、
割とスムーズに進むことはできたのですが、

時々、やっぱり高校に行きたくないと
言う時もあったので、そんなときは、

「高校は、義務教育ではないから、
行かないのなら、働きなさい。」

と伝えていました。

冷たいかな・・・とも思ったけれど、
実際に登校するのは、息子なので、
自分で納得して選んで欲しかったからです。

そんなこともあって、
息子の場合は、高校へ行きたい気持ちの方が強くなり、
中学校よりも高校に目を向けていた気がします^^;

まとめ

高校受験で押さえておきたいポイントは、

  • 内申書(調査書)
  • 出欠席の日数
  • 学力
  • 情報収集
  • モチベーションを上げる工夫

です。

内申書(調査書)が悪かったり、
欠席日数が多いと、進学できる高校は
どうしても絞られてしまいます。

でも

選択肢は狭くなるものの、進学できないわけではないので、
コンプリメントの言葉がけを忘れずに、
諦めずに行動していきましょう。

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この記事を書いた人
みち

40代 更年期真っ只中の主婦。子どもが小学5年生の時に不登校になり、森田直樹先生のコンプリメントトレーニングと出会いました。

中学生になって2度目の不登校を経験。バリバリの反抗期とイライラの更年期が重なり、小学生時代とは比にならないほど、大変な日々を過ごしましたが、現在は息子も高校生になり、将来の夢に向かって頑張っています。このブログでは、コンプリメントトレーニングの経験談や不登校のこと、日々の生活の中で見つけたお役立ち情報をご紹介しています^^

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