「か~ちゃん、これ使う?」
部屋を片付けていた息子が持ってきたのは、
小学生の頃に使っていた彫刻刀の5本入りセット。
この彫刻刀のセット 私が子どもの頃(昭和の昔)とは全然違い、
安全性に優れているうえにおしゃれ
購入時、沢山種類があったので、
親子で散々調べて、迷って購入した彫刻刀
だったのに・・・
結局 数回しか使わなかったことを
思い出しました( ̄▽ ̄;)
まあ・・・それは置いておいて
この記事では、小学生におすすめの
彫刻刀セットや選び方について、
詳しくお伝えします。
特に安全性やデザイン、利き手に合わせた選び方がポイントです。
小学生は何年生から彫刻刀を使うの?
小学生で初めて彫刻刀を使うのは、
主に3年生から4年生の図工の授業が多いです。
カッターで鉛筆を削る経験はあったけれど
「ついに刃物デビューか~」
と正直、不安でちょっとドキドキしました。
彫刻刀は、中学2年生くらいまで使うので
出来れば、シンプルで長期間使えるセットを選ぶのがおすすめです。
小学生におすすめの彫刻刀セットの選び方
持ち手の部分は木製で、安全性やかわいさなんぞ
かけらもなかった時代とは違い
今は、ミズノ、プーマ、アディダスといった
スポーツブランドとのかっこいいコラボ商品や
スヌーピーやカービィなどの可愛いキャラクター
デザインのカバーケースも豊富^^
息子のクラスでは
男子にはスポーツブランドとの
コラボ商品の人気が高く
女子はリボンなどが付いた
かわいいデザインを選ぶ子が
多かったみたい
子どもに任せると、デザイン重視だったり、
「お友達とお揃いがいい!」
と言い出すかもしれないけれど
できるだけ シンプルで、
安全ガードや指ガードなどがある
安全性の高い商品の中から選ぶのがおすすめです。
1.安全性が重要!安全ガードは必要?
小学生向けの彫刻刀セットでは、
安全ガード付きの商品をよく目にします。
彫刻刀を使う際に指先を守り、
怪我のリスクを減らすこともできるのでおすすめ♪
特に「よしはる」や「サクラクレパス」など、
信頼性の高いメーカーが提供する安全設計の彫刻刀は、
小学生の保護者にも好評です。
ただ、この安全ガード
少し邪魔に感じる時があるようで…
慣れてきたら取り外せるタイプのものが
良いかもしれません。
息子のは簡単に安全ガードが外れました^^
2. 持ち手の材質とフィット感をチェック
彫刻刀のグリップ部分はゴム製や木製があります。
ゴム製のグリップは滑りにくく、
小学生の手にフィットしやすいのが特徴です。
木製の持ち手は耐久性があり、
大人になっても使い続けられる点が魅力ですが・・・
初めて使う小学生には、すべりにくいゴム製がおすすめです。
利き手に合った彫刻刀を選ぼう
彫刻刀には、右利き用と左利き用があるので、
お子さんの利き手に合わせて選ぶのも大切です。
特に「切出し刀」は刃の向きが異なるため、
左利きのお子さんには専用のものを選びましょう。
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彫刻刀の素材もチェック
切れ味の悪い刃物は、変に力が入って滑ったり、
怪我をする場合もあるので、
刃の材質もしっかりチェックして、
材質に合ったお手入れをするのも大切です。
ステンレス鋼
メリット: さびにくく、手入れが簡単で、長期間にわたって使いやすい
デメリット: 炭素鋼ほど硬くないため、刃が少し鈍くなりやすい
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ハイカーボンステンレス製
メリット:さびにくく、切れ味が長持ちし、手入れも簡単。耐久性が高く長く使える
デメリット:硬度が高いため、研ぎ直しが難しく、極端な力を入れると欠けやすい。お値段お高め
全鋼製(ぜんこうせい)
メリット:お値段お安めでお財布に優しい商品が多い
デメリット:刃が固めなので、お手入れに時間がかかるかも?
扱い方によっては刃がかけることもあるので、頻繁に使わなかったり、
コスパ重視の場合は要チェック!
付鋼製(二層鋼)
メリット:切れ味がいい、耐久性にも優れている
デメリット:汗や水分に弱くさびやすい。
彫刻刀の使い方と安全な取り扱い方
初めて彫刻刀を使う小学生は、
正しい使い方を学ぶことが大切です。
授業でも先生からの指導はあるけれど、
「YouTube」などの動画を活用して、
親子で彫刻刀の持ち方や使い方、注意点を
確認してみてはどうでしょう。
また、彫刻刀を使う際は、
軍手や安全ガードを使うと安心です。
小学生が彫刻刀で作る作品
彫刻刀を使った作品はには「消しゴムはんこ」や、
木材を使った「浮き彫り」作品など、
さまざまな創作が楽しめます。
学校では「図工」の授業で使われることが多く
彫刻刀を使った版画作品もよく見られますが、
卒業制作で使う場合もあります^^
私のころは、オルゴールの木箱への彫刻や、
校歌の文字を掘った記憶が・・・
小学生におすすめの彫刻刀5本セットの種類は?
一般的に5本セットの場合
三角刀、中丸刀、小丸刀、平刀、切り出し刀
のセットが多いです。
1. 三角刀
特徴: V字型の刃先で、角度が鋭い。
使い方: 線彫りや細かい模様を彫るのに最適。
線を描くように彫り、輪郭や細部の彫刻におすすめ
2. 中丸刀
特徴: 半円状の刃先を持ち、丸い曲線を描きやすい。
使い方: 曲線や凹面を彫る際に便利。
主に滑らかな曲線や彫り跡を残したい場合におすすめ
3. 小丸刀
特徴: 中丸刀より小さい半円の刃先
使い方: 中丸刀と同様ですが、さらに細かい部分や
小さな曲線を彫りたい場合におすすめ
4. 平刀
特徴: 平らな刃先を持ち、まっすぐな線を作りやすい。
使い方: 面を整える作業や広い部分を削るのに適しています。
表面を均一に削りたい時や、仕上げ作業におすすめ
5. 切出し刀(印刀)
特徴: 斜めに削られた刃先があり、細かいカットがしやすい。右利き用と左利き用があります。
使い方: 角を鋭く仕上げたり、細かな部分をカットしたりする際に使います。
細かい線や輪郭を整える作業におすすめ
小学生時代の彫刻刀での事故: 小学生の彫刻刀セットは安全性とデザインが決め手
図工の時間、前の席の子がふざけながら使っていた彫刻刀が
息子の指にあたり、出血する事故がありました。
この出来事は学校でも問題となり、
親としてとても心配したのを覚えています。
そんな経験から、
小学生が使う彫刻刀は、何よりも安全性が大切
だと強く感じています。
安全ガード付きや、手にフィットするグリップのものを選び、
ルールもしっかり学ぶことで、怪我のリスクを減らすことができます。
学校でも彫刻刀を使う時期になると「ぶんけい」や「はくぶん」etc
から彫刻刀のカタログが配られるので、そこから注文もできますが
イオンなどの店舗で実物を見たり、
「楽天」「Amazon」などで取り扱われている多様な彫刻刀セットを比較して
最適なものを選ぶのもいいかもしれませんね
お子さんが彫刻刀で作る作品は、
創造力と集中力を養う良い機会にもつながります。
家でも練習をしたり「消しゴムはんこ」などの簡単な作品作りを楽しんだり、
「できた!」という体験を増やしながら、
彫刻刀の使い方を親子で学んでみてはどうでしょう^^
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